小売業は、その国の生活を映す鏡のような存在であるが、世界のショッピングセンターや小売店の実情から、生活全般の変化を考える。
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スペインの秋(1)
トレドの町


 スペインと言えば、何と言ってもアルハンブラ宮殿、ガウディの建造物、そしてザラです。ユニクロが韓国にアジア最大の店舗をオープンしたり、H&Mの攻勢が始まったりと3社の戦いが一層激しくなっているところで、本場のザラを見てみようとスペインに行ってきました。しかし、アルハンブラ宮殿とガウディの建造物、他にもプラダ美術館やグラナダのメスキータなど世界遺産と言われるものは見たのですが、残念ながらザラはやっと帰国する時にバルセロナの空港で看板だけ拝んだだけで、売場を見ることが出来ませんでした。

 今回のスペイン旅行は、マドリッドから入りました。そこからトレドへ向かい、トレド市内を観光した後、エル・グレコの有名な「オルガス伯の埋葬」を鑑賞しました。エル・グレコと言うのは、名前でなくギリシャ人という意味だそうで、初めて知りました。翌日は、マドリッドの市内を観光し、プラド美術館に出かけ、エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤの3大画家の作品を鑑賞しました。宮廷画家ベラスケスの「ラス・メニーナス(女官たち)」、ゴヤの「裸のマハ」、エル・グレコの「胸に手を置く騎士の肖像」などどれも素晴らしいものばかりで感動しました。

 翌日は、コルドバで世界遺産のメスキータを見学しました。メスキータとは、スペイン語でイスラム教寺院(モスク)のことですが、13世紀のレコンキスタによって、キリスト教の寺院になりました。モスクの建物をそのまま利用したので、2つが混じりあったようになっています。レコンキスタとは、イスラム教徒に占拠された国土を回復する運動のことで、数万人を収容できるという旧モスクの中心部分がキリスト教の祭壇になっているところは荘厳としか言いようがありません。

トレドのカテドラル


 コルドバからセビージャに向いました。セビージャは、日本ではセビリャと紹介されることが多いのですが、アンダルシア地方の中心で、70万人が住むスペイン第4の都市です。オペラの「カルメン」「セビリャの理髪師」「フィガロの結婚」などの舞台になっていることでも有名です。セビージャでは、市内観光の後世界遺産のカテドラルを見学しました。このカテドラルは、何でもローマのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール寺院に次いで3番目の規模だということです。この寺院もレコンキスタによってキリスト教聖堂に造り替えられたものだそうです。100年の歳月を掛けて造り替えられたということですが、宗教の力の大きさには驚くばかりです。大航海時代には、新大陸の発見と共に交易港として栄えたということで、コロンブスの廟もあるということです。

コルドバのメスキート


 セビージャを後にしていよいよグラナドに向いました。移動手段はバスなのですが、とにかく長い距離を走るので疲れが溜まってきます。ただし、フリーウエイは、どこもよく整備されていて思ったよりも快適でした。ちなみにセビージャからグラナダまでは、258㌔あります。グラナダは、イベリア半島最後のイスラム王朝(ナスル王朝)が栄えた街です。レコンキスタによって1492年にキリスト教徒に奪回されるまでの250年間ナスル王朝は繁栄を極めました。イベリア半島にとってレコンキスタが如何に大きな意味を持っていたか、その後の文化形成に与えた影響は計り知れないものがあります。

 スペインは、どこまで行っても草原といったような国でした。正にドン・キホーテの本に出てくるような土地柄です。ただ町はどこも綺麗でした。訪ねた町が、世界遺産関連ということもあったためか、ゴミが目立ちません。犬の糞やたばこの吸い殻などがあったパリとは大分違います。いずれにしても楽しみにしていたアルハンブラ宮殿の町に到達することになりました。アルハンブラについては、次回にいたしましょう。
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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

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