小売業は、その国の生活を映す鏡のような存在であるが、世界のショッピングセンターや小売店の実情から、生活全般の変化を考える。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
TX研究学園にイーアスつくばが10月31日オープン
イーアスつくばは南関東最大級
 つくばエクスプレス(TX)沿線に、また1つSCがオープンします。つくばエクスプレス沿線には、既に流山大鷹の森駅前にタカシマヤフードメゾンを核店とする「大鷹の森SC」,柏の葉駅前に、三井不動産が開発して東急ストアが核店となる「ららぽーと柏の葉」、守谷駅前にはカスミが核店になる「ロックシティ守谷」がオープンしていますが、10月31日に研究学園駅前に巨大なSCが誕生することになりました。研究学園駅は、TXの終点つくば駅の一つ手前になります。

 イーアスつくばと名付けられたこのSCは、北関東最大級がうたい文句になっているように周辺の既存SCをすべて足しても追いつかないという巨大な規模です。その大きさは、イオン・レイクタウンには、到底及びませんが、敷地面積14万5385㎡(4万3978坪)、SC面積8万4765㎡(2万5641坪)、駐車スペース4700台、総店舗数221店というものです。

 デベロッパーの大和ハウス工業は、これまでも数々のSCを手掛けてきました。イオンと組んで「ロック開発」を設立し、NSCやCSCなどを作った時期もありました。ロードサイドにフリースタンディング(単独店)の店舗を作ったロック・システムは、一世を風靡したものです。SC開発のノウハウでは、日本では5本の指に入ると言ってもよいでしょう。大和ハウス工業が、現在保有している商業施設は、2005年オープンの「横浜四季の森フォレオ」(神奈川県横浜市)、2007年オープンの「りんくうプレジャータウンSEACLE」(大阪市泉佐野市)などがありますが、今後イーアスつくばに引き続き滋賀県大津市、北海道札幌市にもSCのオープンが予定されています。

 イーアスつくばの大きな特徴の一つは、一つの建物にテナントが集まったエンクローズド・モールとテナントが露出したストリップセンターとが合体した構成になっていることです。デベロッパーは、これをインモールとアウトモールを併設する「ハイブリットモール」と言っています。

 エンクローズドのインモールには、スーパーマーケットの「フードスクエアカスミ」を始め、書籍、家電、ファミリーカジュアル、スポーツ店、アミューズメントパーク、玩具・ベビー用品、シネコン、ブランドショップ、ミュージアムなどの大型テナントの他、130店以上のテナントが入っています。アウトモールには、医療機関、銀行、ペットショップの他、5店舗の飲食ゾーンなどが入っています。

 研究学園都市というつくば市に相応しい施設もあります。筑波大学発のベンチャー企業CYBERDYNE㈱による「サイバーダインスタジオ」がそれです。ここでは、サイバーダイン社が開発したさまざまな技術を体験することができます。ロボットスーツ「HAL」の装着体験もその一つです。また、「サイバニクスクロニクル」のコーナーでは、サイバニックス技術の進化やロボットの歴史、未来技術、次世代住環境などを紹介するということです。サイバニックス技術とは、人・機械・情報系の融合複合した技術です。

 もちろん環境にも配慮しています。太陽光発電システムや太陽光発電システムと風力発電システムを兼ね備えたエコハイブリッド・ウェルカムタワーを設置し、電力の一部を賄うことにしています。深夜電力を利用した「氷蓄熱システム」、屋上緑化、壁面緑化なども取り入れています。

 消費が低迷しているのに大型SCが次々にオープンして大丈夫なのか、すでに現在あるSCだけで十分なのではないか、という意見もあります。しかし、時代はどんどん変化しています。SCも進化・発展しているのです。新しくできるSCは、それ自体新店ということだけではなく、次の時代の標準を作っているのです。このイーアスつくばや、イオン・レイクタウンでは、環境に配慮が払われています。つまり、これからのSCは、エコが標準になって、何らかの形でエコに配慮していなければ、生き残っていけないということです。医療機関などテナントミックスの仕方、地元発の施設の導入など、これからのSCがどんな方向に進んでいくのか、新しいSCが教えてくれるものはたくさんあります。
スポンサーサイト

テーマ:ビジネス - ジャンル:ビジネス

コメント
この記事へのコメント
関東最大規模?
大和ハウス工業が力を入れたプロジェクトですが、バブルの恩恵で外物には力いれましたが完成した時には、景気が最悪、近隣には越谷レイクタウンなど大型で魅力ある場所が既に続々誕生。建物を建てテナント貸しするだけの会社で運営集客面でのノウハウがあるのでしょうか。魅力あるテナントがいつまで出店してくれるか疑問です。
2008/10/14(火) 11:07:43 | URL | なんば #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。