小売業は、その国の生活を映す鏡のような存在であるが、世界のショッピングセンターや小売店の実情から、生活全般の変化を考える。
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アウトレットが作られる場所
 チェルシーのアウトレットセンターは、圏央道の阿見東インターチェンジにオープンする予定である。圏央道は、まだ開通は一部であるが、常磐自動車道には数分で交わる場所だ。アウトレットセンターは、アメリカでもとんでもない場所に作られるので、高速道路に近いと言うことが重要な条件になっている。従って、佐野プイレミアムアウトレットにしても御殿場プレミアムアウトレットにしても高速道路に近いところに作られている。

 “とんでもないところ”というのは、既存の商業立地ではないところということだ。ショッピングセンター(SC)は、その規模とマーチャンダイジング、つまりどんな店を揃えているかによってお客が来店する範囲が決まってくる。スーパーマーケットやドラッグストアのような日常生活必需品を扱っているお店で構成する近隣型SCは、車で10分以内,人口にして1~2万人、大型店が核店になるような地区型SCでは、車で15分以内、3~10万人、大型店、百貨店など核店が複数あって、テナントの数も多い地域型SCでは、車で20分以内、10~20万人となっている。アメリカでは、さらに車で30分位離れたところからお客を呼ぶ超大型のSCなどもある。ところが、アウトレットセンターは、1時間とか1時間半とかを掛けてくるようなところに作られている。生活に直接関係はないが、お客の好む魅力的なブランドを安く売っているから遠く離れていても成立可能なのだ。アメリカでは、砂漠や荒野の真ん中に忽然と現れてくる。

 アウトレットセンターが成功するためには、もう一つ重要な条件がある。いかに魅力的なブランドを安く売るからと言って、多くのお客を集められるわけではない。長い距離を時間を掛けて買物に来るには、それなりの条件が必要なのだ。それがリゾートである。魅力的な観光地などが、そのアウトレットセンターの先にあるとか、隣接してあるとかしている。アメリカでもラスベガスやパームスプリングの途中にあったりする。最近では、ラスベガスやホノルルなどの郊外に作られたりしている。日本でも箱根や軽井沢といった観光地の近くが選ばれている。その点、阿見東はどうだろう。常磐高速道路の先にあるスパ・ハワイアンか、大洗海岸なのか、あるいは新たに目玉を作るか。茨城県も周囲を活気づけるチャンスと思って、真剣に取り組むべきである。
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