小売業は、その国の生活を映す鏡のような存在であるが、世界のショッピングセンターや小売店の実情から、生活全般の変化を考える。
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巨大ショッピングセンター「イオン・レイクタウン」只今建設中
店舗の屋上に取り付けられたソーラーパネル
今年の10月初旬のオープンを目指して埼玉県・越谷市に巨大なSCが建設中であることをご存じでしょうか。総称を「イオン・レイクタウン」と言いますが、敷地面積約26万4000㎡に500店舗超のテナントが入る約22万1000㎡の商業施設面積が誕生することになっています。建物の延床面積でみると約36万5000㎡にもなります。既存のSCでは千葉県・船橋市のららぽーとが国内最大になりますが、敷地面積約17万1000㎡、店舗面積で約11万5000㎡、延床面積で約28万2000㎡ですから、規模の面では上回ることになります。ただし、テナント数では540店ということですから、ほとんど同じ、駐車場も8200台と8300台ですから同じと見て良いでしょう。

ららぽーとは、1981年4月にオープンしてから5回の増床を経て、現在の規模になっています。それから考えるとレイクタウンの大きさが並大抵のものではないことが解ります。そのためSCは、イオンモール㈱が運営する「KAZE」とイオン㈱が運営する「MORI」と名付けられた2つの棟によって構成されています。核店舗も「KAZE」が越谷レイクタウン・ビブレとマルエツ越谷レイクタウン店、「MORI」がジャスコ・レイクタウン店と3店舗あります。イオンのグループ総力での取り組みということですが、しばらく前まではビブレはマイカルの展開していた店舗であり、マルエツはダイエー系のスーパーだった事を考えると、時の流れの恐ろしさというものを感じずにはいられません。逆に見れば、そうしたことがなければこれほど巨大なSCは生まれないということでもあります。

越谷市は、首都圏のベットタウンとして発展してきたところです。約32万の人口があって、南北には東武鉄道伊勢崎線が、東西にはJR東日本武蔵野線が走っています。東京からも近く、JR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」から東京駅まで50分強という便利なところです。こんな場所に、巨大SCが誕生するのはこれが最初で最後といっても良いでしょう。誕生することになった理由は、「越谷レイクタウン」街づくりの一大プロジェクトによるものです。「越谷レイクタウン」は、東京・上野しのばずの池の約3倍、約40万㎡という広大な調整池の回りに約2万2千人が住むマンションや戸建て住宅、遊歩道や公園を配置し、水と緑に囲まれた新たな街を作ろうという日本最大級の街づくり事業です。JR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」もそのために作られ、今年3月15日に開業しました。「イオン・レイクタウン」は、この街の商業機能を果たすことになるのです。

「越谷レイクタウン」は、「エコ」を街づくりのキーワードにしています。「水と緑に囲まれた街」なので、「エコ」に相応しいということでしょう。環境省の「街区まるごとCO220%削減事業」の初の取り組み事業ともなっています。「街区まるごとCO220%削減事業」は、新規市街地開発や再開発などで、デベロッパー、地権者、自治体などが協調してCO2の大幅な削減をもたらす対策をエリア全体に導入しようという事業に対して環境省が補助する、という制度です。「越谷レイクタウン」は、2006年他の事業とともにモデル事業として初めて採択されました。当然、「イオン・レイクタウン」のコンセプトも「エコ」を意識して、「シゼンに心地いい、ワタシに心地いい」というものです。店舗ももちろん「エコストア」です。ソーラーパネルやハイブリットガスエコシステムの導入によって従来のSCに比べて20%以上のCO2排出量を実現しようというものです。21世紀型のモデルとも言える巨大SCがどんな生活を提供することになるのか、オープンが楽しみです。

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