小売業は、その国の生活を映す鏡のような存在であるが、世界のショッピングセンターや小売店の実情から、生活全般の変化を考える。
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那須ガーデンアウトレットがオープン
隣接施設が多い那須ガーデンアウトレット
 昨日(7月17日)、「那須ガーデンアウトレット」がオープンしました。今年4月にオープンした三井アウトレットパーク入間に続いて首都圏での本格的アウトレットセンターのオープンです。場所は、東北自動車道西那須野インターチェンジを車で下りて約18分、来年開通予定の黒磯インターチェンジからだと約2分、電車ではJR那須塩原駅からシャトルバス約8分のところにあります。アウトレットセンターは、観光地の近くの非日常的立地に作られるのが原則ですから、理想的な場所と言えるでしょう。

 「那須ガーデンアウトレット」は、 株式会社ゼファー(東京都中央区)と株式会社大和地所(神奈川県横浜市)の共同開発によるもので、運営管理は、西武商事株式会社(埼玉県所沢市)が行っています。西武商事株式会社は、軽井沢でアウトレットセンター「プリンスショッピングプラザ」を手がけている企業です。そのためかどうかは定かではありませんが、軽井沢に似たところを持っています。換言すると、これがチェルシーの展開するプレミアムアウトレットとの大きな違いになっています。

 「那須ガーデンアウトレット」の特徴は、敷地面積:19万3070㎡、東京ドーム約4個分という広大な敷地にアウトレットセンターに隣接して地元特産品の販売店や、自然や動物と触れ合えるミニファーム、キッズガーデン、ドッグガーデンなどがあることです。チェルシーのプレミアムアウトレットでは、地元特産品もあるものの僅かなもので、あくまでもアウトレットストアと飲食店を主にしています。

 営業面積2万1306㎡のアウトレットセンターには、ラグジュアリーブランド、セレクトショップ、スポーツファッション、インテリア雑貨、カフェレストランなど111の店舗が集積しています。御殿場プレミアムアウトレットが165店、この7月15日に増床オープンした佐野プレミアムアウトレットが170店、軽井沢プリンスショッピングプラザが196店、三井アウトレットパークが204店舗と比べると、店舗数はまだ多いとはいえません。

 駐車場は、軽井沢プリンスショッピングプラザ、三井アウトレットパークと同じ3000台となっています。もちろん混雑時の臨時駐車場は用意されていると思いますが、御殿場プレミアムアウトレット4000台、佐野プレミアムアウトレットパーク4300台を考えると、外資系の方がアウトレットの経営では一日の長があると認めざるを得ません。特に、東北自動車道上で競合が予想される佐野プレミアムアウトレットは、ブランドの追加は20であったのが、駐車スペースは3000台から4300台に1300台増やしています。このビジネスでは、ブランドの数はもちろん、駐車スペースが重要なのです。

 もう一つ、注意しなければならないのは、アウトレットセンターに隣接する施設です。ややもすると何を目的とする施設なのかが不明になってきます。地元特産品の販売と同様にお土産を売る施設のようになってしまう危険があるのです。さらに危険なのは、日持ちのしない野菜や日配品の商品管理です。日持ちがしないということは、売り切らなければならないということです。毎日一定のお客が来店すれば問題はないのですが、バラツキが多いと商品管理が難しくなります。地元の特徴を出そうという気持ちは分かるのですが、この商品分野が多ければ多いほど経営は難しくなると考える必要があるのです。

那須ガーデンアウトレット所在地:〒329-3122栃木県那須塩原市塩野崎184-7  

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