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<title>ＳＣエイジ</title>
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<description>小売業は、その国の生活を映す鏡のような存在であるが、世界のショッピングセンターや小売店の実情から、生活全般の変化を考える。</description>
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<title>４つの段階を経て進化した専門店チェーン</title>
<description> 　ショッピングセンター（SC）の大きな役割の１つに、インキュベーター（孵化機）ということがあります。つまり、SCが孵化機となって新しいビジネスの芽を生み出し、それを大きく育てるということです。SCの先進国アメリカでは、ここを足がかりに多くの専門店チェーンが生まれ、大きな企業に育っています。SCがたくさんあるので、３桁のチェーンがあっというまに生まれるのです。その反面、倒産も少なくありません。半年後にSCを見
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/o/f/f/officeu/PICT0013_20091116155021.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/o/f/f/officeu/PICT0013_20091116155021.jpg" alt="イオン土浦" border="0" width="358" height="269" /></a><br /><br />　ショッピングセンター（SC）の大きな役割の１つに、インキュベーター（孵化機）ということがあります。つまり、SCが孵化機となって新しいビジネスの芽を生み出し、それを大きく育てるということです。SCの先進国アメリカでは、ここを足がかりに多くの専門店チェーンが生まれ、大きな企業に育っています。SCがたくさんあるので、３桁のチェーンがあっというまに生まれるのです。その反面、倒産も少なくありません。半年後にSCを見学に行くと、もう撤退していたということもよくあります。<br /><br />　アメリカのSCでは、１年間に１５％ほどのテナントの入れ替わりがあると言われます。人気のないテナントが抜け、新しいテナントに替わるのです。その入れ替わりの速さが、SCの活力になり、お客の楽しさに繋がっていると言われます。アメリカのSCに行くと、何時行ってもわくわくするような楽しさがあると言われるのはこのためです。SCの成功条件に強力な核店が入っていることが挙げられますが、それ以上にテナントの活性化は大きな意味を持っているのです。<br /><br />　日本の専門店チェーンは、戦後４つの段階を経て進化してきました。時代によって勢力図が大きく変化しているのです。第一段階は、大都市の繁華街の駅ビル、ファッションビルに出店して拡大した専門店グループです。このグループには、古くから銀座や上野、渋谷など都心の繁華街で商売をしてきた老舗と言われる専門店が多く含まれています。価格ではなく、高級イメージで信頼性を売り物にしていた店です。当時、ＡＳＣＳという専門店グループがあり、このメンバーが揃って出店していたように記憶しています。パルコやルミネなどがその当時の代表的ファッションビルでした。<br /><br />　第２段階は、地方都市の駅ビルやファッションビルで拡大した専門店チェーンのグループです。コストが高くて大都市の繁華街などには出られないが、地方都市ならば出店できるとばかりに次々に出店していきました。この専門店グループには、高級専門店はありませんでした。第１と第２段階では格が違うのです。価格も大衆的に買いやすいものになっていました。第１段階で見られたように、老舗の信頼ブランドを打ち出すというのではなく、最初からチェーンづくりを目指して拡大していました。この時は、ASCSではなくＳＳＣＳという専門店グループがあり、このメンバーがこぞって出店していたように記憶しています。ポポロとかアトレといったファッションビルが各地に生まれました。<br /><br />　第３段階は、ロードサイドに生まれたグループです。都市の中心街から外れた主要幹線道路沿いに出店し、ロードサイドリテイラーと呼ばれました。既存の駅ビルやファッションビルが７０㎡、１００㎡位なのに対し、５００㎡位の規模を持ち、セルフサービス、ローコスト運営、低価格を売り物にして拡大していきました。紳士服、カジュアル、靴、玩具、スポーツ用品、園芸、ペットといった専門店チェーンが生まれていきました。紳士服の青山、アオキ、ユニクロなどもこうしたロードサイドから出発した専門店です。もはや駅ビルやファッションビルなどは関係ありません。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35.fc2.com/o/f/f/officeu/PICT0017.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35.fc2.com/o/f/f/officeu/PICT0017.jpg" alt="イオン土浦島村楽器" border="0" width="357" height="267" /></a><br />　第４段階は、SCで拡大した専門店チェーンです。逆に言えばSCがなければ、成長・発展はなかっただろうという専門店企業です。SCで生まれ・育った専門店は、それまでの専門店とは違って、カテゴリーがはっきりしています。それまでは、婦人服、紳士服、靴、玩具、スポーツ用品などの物を売るなかで、他店との差別化を図っていたのが、SC専門店は消費者のニーズにどう対応するかがはっきりしています。お客の明確な選択肢となっているのです。以前ブログで触れた島村楽器などもその１つです。島村楽器は、楽器を売っているのではなく、音楽を楽しむニーズに対応しているのです。そこで音楽教室やスタジオも併設しています。<br /><br />　専門店チェーンは、第３段階辺りから大きく変わったと言えます。チェーンの要であるマス・マーチャンダイジングが可能になったのです。理由の一つは、規模を格段に大きくしたことです。それによって少ない人員で大きな売場を回すことができるようになりました。さらにSPA（製造・販売）の仕組みを作れるようになりました。以前の専門店とは、全く別のものになったのです。専門店の時代と言われて久しいものがあります。多様な消費者に対応するもっとも適したシステムであり、仕入れや販売も分りやすいということもあって、そう言われたのですが、なかなか実現しなかったのが現実です。やっと本格的な時代が来たということが言えるでしょう。<br /> ]]>
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<dc:subject>流通</dc:subject>
<dc:date>2009-11-16T15:52:03+09:00</dc:date>
<dc:creator>内呂民世</dc:creator>
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<title>Ｈ＆Ｍ、ザラ、ユニクロ、ＳＰＡの戦い</title>
<description> 　ショッピングセンター（ＳＣ）の専門店にも大きな変化が起きています。特にファッション関係の専門店は、２，３年前とは様変わりです。これまでとは違って、どれもコンセプトが明確になっています。結局、ＳＣで生き残っていくためには、個性が必要なことが明白になってきたということでしょう。換言すれば、ＳＣに慣れてきたということができるでしょう。　　ららぽーと新三郷では、Ｈ＆Ｍ、ザラ、ユニクロの御三家が揃って出店
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-31.fc2.com/o/f/f/officeu/PICT0009_20091017232605.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-31.fc2.com/o/f/f/officeu/PICT0009_20091017232605.jpg" alt="ららぽーと新三郷のＨ＆Ｍ" border="0" width="358" height="269" /></a><br /><br /><br />　ショッピングセンター（ＳＣ）の専門店にも大きな変化が起きています。特にファッション関係の専門店は、２，３年前とは様変わりです。これまでとは違って、どれもコンセプトが明確になっています。結局、ＳＣで生き残っていくためには、個性が必要なことが明白になってきたということでしょう。換言すれば、ＳＣに慣れてきたということができるでしょう。<br />　<br />　ららぽーと新三郷では、Ｈ＆Ｍ、ザラ、ユニクロの御三家が揃って出店し、人気を集めています。Ｈ＆Ｍ（ヘネス＆モーリッツ）はスエーデンからやってきたファッション専門店で、昨年、銀座に１号店を出してから、原宿、横浜とオープンしましたが、郊外型ＳＣは、新三郷が初めての出店です。その後オープンした６号店目も東京・渋谷です。ザラは、スペインからやってきたファッション専門店で、親会社はインディテックスと言いますが、すでに日本進出１０年になります。この１１月には東京・渋谷に５０店舗目をオープンする予定です。ちなみに渋谷は２店目になります。つまり、ららぽーと新三郷には世界の御三家が、鎬を削っているのです。そんな魅力に惹かれてか、ＳＣには若い女性客が目立っていました。<br /><br />　Ｈ＆Ｍ、ザラ、ギャップなどをファストファッションと呼ぶことがあります。ファストファッションとは、ファストフードのマクドナルドのように、早く、安く、旨いをファッションの世界でも実現しようというのです。流行になると思われるファッションをいち早く察知し、短期間で製造して、安く提供しようというのです。実は、このコンセプトは、８０年代前半に作られました。イギリスのネクストやギャップなどはこのコンセプトで成長した企業です。ユニクロの親会社は、日本名ではファーストリテイリングですが、英語ではFAST RETAILING CO.LTDです。これは、ギャップなどを手本にしているためです。東京・原宿にオープンしたアメリカのフォーエバー２１や来年新宿に大型店を開くと言われる英国のトップチェーンもファストファッションのグループです。ますますファストファッションの世界的な戦いが激しくなろうとしているのです。<br /><br />　ファストファッションと言われる専門店は、いずれもＳＰＡという仕組みを持っています。ＳＰＡとは、Specialty store retailer of private Label apparelの略ですが、自ら製造して販売するという意味です。換言すれば、ＳＰＡでなかれば、早く、安く作ることなど不可能なことになるのです。ですから、世界のファッション小売業の趨勢は、このＳＰＡの仕組みを持った企業が握っているということになるのです。ＳＰＡは、ギャップの創業者のドナルド・フィッシャー氏が決算発表で初めて使ったと言われています。自分の企業形態を称して使ったのです。日本ではユニクロが急速成長して俄然ＳＰＡに注目が集まりました。ユニクロの価格破壊がどんな仕掛けで生み出されたのか、その秘密を探したのです。実は、その時すでに欧米では、ＳＰＡ企業が大きく育っていたのです。<br /><a href="http://blog-imgs-31.fc2.com/o/f/f/officeu/PICT0014.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-31.fc2.com/o/f/f/officeu/PICT0014.jpg" alt="ららぽーと新三郷のザラ" border="0" width="348" height="257" /></a><br /><br /><br />　Ｈ＆Ｍは、現在アジアやヨーロッパなどに７００からの生産委託工場を持っています。生産オフィスが世界に約２０ヵ所あり、ここを通じて本部がデザインした商品を各工場に発注します。デザインは、最新のファッション情報を基に作られます。発注してから店頭に並ぶまで遅くて２週間、早くて１週間というサイクルです。生産された商品は、それぞれの店舗に送られ、店頭を毎日変えていくことになります。発注単位も半端ではありません。１回に付き数百万枚と言われています。これがＳＰＡの姿なのです。２００７年の売上高は、ギャップが１５７億６３００万ドル、インディテックスが１３０億６９００万ドル、Ｈ＆Ｍが１１５億５９００万ドル。これに対してユニクロは、売上高営業利益率は１５．９％と高いものの売上高はまだ４４億１２００万ドルしかありません。世界のファストファッションの戦いはこれからなのです。<br /> ]]>
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<dc:subject>流通</dc:subject>
<dc:date>2009-10-17T23:27:59+09:00</dc:date>
<dc:creator>内呂民世</dc:creator>
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<title>ららぽーと新三郷、越谷レイクタウンとの違い</title>
<description> 　９月１７日、首都圏にまた、新しいショッピングセンターがオープンしました。三井不動産がＪＲ武蔵野線新三郷の駅前に開発した「ららぽーと新三郷」です。敷地面積約8万5,200m2、２層で延床面積約14万2,500m2　、店舗面積約5万9,400m2、専門店数178店舗、駐車場約2,800台というのが概要ですが、見所は盛りだくさんです。　見所の第１は、何と言っても競争力です。集客力と言い換えても良いかも知れませんが、お客を集める力がど
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-31.fc2.com/o/f/f/officeu/Image280.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-31.fc2.com/o/f/f/officeu/Image280.jpg" alt="9月１７日にオープンしたららぽーと新三郷" border="0" width="352" height="264" /></a><br />　９月１７日、首都圏にまた、新しいショッピングセンターがオープンしました。三井不動産がＪＲ武蔵野線新三郷の駅前に開発した「ららぽーと新三郷」です。敷地面積約8万5,200m2、２層で延床面積約14万2,500m2　、店舗面積約5万9,400m2、専門店数178店舗、駐車場約2,800台というのが概要ですが、見所は盛りだくさんです。<br /><br />　見所の第１は、何と言っても競争力です。集客力と言い換えても良いかも知れませんが、お客を集める力がどれだけあるかということです。特に、約４キロ先、ＪＲ武蔵野線では２駅の場所にあるイオン越谷レイクタウンとの差別化です。もちろん大きさでは、５００店を越えるテナント数を誇る越谷レイクタウンには及びませんが、異質なＳＣとして数々の特徴を持っています。その一つは、テナントです。テナントには、「ららぽーと」初出店のＨ＆Ｍ（ヘネス＆モーリッツ）、ニトリを初め、魅力的なテナントが入っています。<br /><br />　Ｈ＆Ｍは、スエーデンの企業で、昨年９月に東京・銀座に１号店を開き、渋谷、新宿、大阪・心斎橋と出店してきましたが、いずれも繁華街での出店で、ＳＣ出店は今回が初めてになります。２層で２０００㎡の大型店は、強力な集客力になると思われます。その他、雑貨のロフト、赤ちゃん本舗、スペインのザラ、京王百貨店、コンビニのセブン-イレブン、メガネのゾフ、無印良品、マツモトキヨシ、ユニクロ、イトーヨーカドーの食品館なども入っています。<br /><br />　テナントは、衣料品や雑貨などの物販店が114店、飲食店が36店、美容室やエステなどのサービス系が24店、ボウリングや水族館などアミューズメント系が４店入っています。物販系は、低価格帯を売物にしたものが揃っています。ニトリ、ザラ、Ｈ＆Ｍ、ユニクロ、ゾフなどを初め、どれも低価格帯に入るものです。Ｈ＆Ｍ、ザラ、ユニクロそれにこのＳＣには入っていないギャップなどは、どこが低価格でファッション・リーダーとなるか、世界中の注目を集めている専門店です。<br /><br />　越谷レイクタウンの場合、店数が多いこともありますが、テナントの価格帯幅が広くなっていました。価格帯幅が広いということは、お客の予算額によって初めから選択肢に入らないテナントがあるということになります。例えば、２０００円から３０００円の価格帯でＴシャツを買おうとするお客にとっては、１万円から１万５０００円の価格帯の店は初めから選択肢に入らないのです。その点ららぽーと新三郷は、店数の少ない分、価格帯を狭めてお客の選択肢を豊富にしています。テナントのレイアウト（配置）でも、ザラに隣接してＨ＆Ｍがあったり、よりインパクが高まる組み合わせが行われているのです。Ｈ＆Ｍ、ザラ、ユニクロの戦いは、お客にとっては大きな魅力となるでしょう。<br /><br />　「ららぽーと新三郷」は、ＪＲ新三郷駅前に開発された「ららシティ」の一画にあります。ここには、「ららぽーと」に隣接して会員制の小売業のコストコ、スエーデン家具のイケアがあります。実は、これが越谷レイクタウンとは決定的に違う競争の強力な武器になっているのです。つまり、全く違う店舗でありながら、魅力的な選択肢を作っているのです。Ｈ＆Ｍ、ザラ、ユニクロのようにＳＣ内にも魅力的選択肢がありましたが、３つの店舗でも選択肢を提供しているのです。その一つは、イケアとＳＣ内のニトリです。これほど近くに２つの店舗があることはありませんでした。価格帯も同じですし、かなり扱い商品は重なります。これだけ近ければ、２つの店をみてどちらで買うかを決めることもできます。ニトリとイケア、これも魅力的な選択肢です。<br /><br />　コストコは、会員制で雑貨、衣料、食品の低価格販売をする店舗です。会員制であるからＳＣとは関係がないように思われますが、コストコは、扱い商品が絞られていますし、基本は大量販売です。多くの選択肢から選んで買いたいとか、少量で買いたいと思っても適当なものが手に入らないこともあります。例えば、食品関係では、「ららぽーと」にはイトーヨーカドーが出店しています。コストコの分量がどうしても消化できない場合には、単位当たりの価格は少々高くても、イトーヨーカドーで買うという選択肢もあるのです。両方で同じ商品が売られていれば、ＳＣの価格を見てコストコの安さを確認してから買物をするということも考えられます。このように「ららぽーと新三郷」は、越谷レイクタウンには無い競争力を持っているのです。開業後１年間で１２００万人の見込み来店者、売上高小売ベースで２６５億円を目指しています。<br /> ]]>
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<dc:subject>流通</dc:subject>
<dc:date>2009-09-17T17:55:33+09:00</dc:date>
<dc:creator>内呂民世</dc:creator>
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<title>ローソンとマツキヨ提携の課題</title>
<description> 　コンビニ業界で売上高第２位のローソンとドラッグストア業界第１位のマツキヨが業務提携をすることになりました。年内に共同出資会社を設立して、３００㎡ほどの新型店舗を展開していくということです。改正薬事法によってこれまで店舗に薬剤師がいなければ販売できなかった薬の多くが登録販売者という資格を持つ人を置けば扱えることになります。そこで、薬を上手に取り込むことが多くの小売企業の課題になっていたのです。　コ
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-18.fc2.com/o/f/f/officeu/Untitled-3_20090826191703.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-18.fc2.com/o/f/f/officeu/Untitled-3_20090826191703.jpg" alt="ローソンとマツキヨ提携" border="0" width="387" height="341" /></a><br /><br />　コンビニ業界で売上高第２位のローソンとドラッグストア業界第１位のマツキヨが業務提携をすることになりました。年内に共同出資会社を設立して、３００㎡ほどの新型店舗を展開していくということです。改正薬事法によってこれまで店舗に薬剤師がいなければ販売できなかった薬の多くが登録販売者という資格を持つ人を置けば扱えることになります。そこで、薬を上手に取り込むことが多くの小売企業の課題になっていたのです。<br /><br />　コンビに業界では、これまでイオン系のミニストップの活動が盛んでした。グループにあるドラッグストア連合のグローウエルホールディングスと組んで、ドラッグストアの中にコンビニコーナーを作るという試みをしています。セブン＆アイもアイン・ファーマシーと提携してこの分野に参入するとしていますが、コンビニとの連携は方向がまだはっきりしていません。<br /><br />　コンビニで薬が買えるとなるとかなり便利になるように思われますが、課題も少なくありません。２つの業態をそのまま合わせればそれで良とするような、そんな簡単な話しではないのです。課題の第一は、立地問題です。３００㎡位の新型店舗ということですが、その位のドラッグストアは、郊外に行けばたくさんあります。スーパーマーケットとドラッグストアが隣接したショッピングセンターが近くにあるということになれば、コンビニとドラッグが組んでも勝負にはなりません。従って出店場所は、首都圏とか駅前ということになります。しかし、これまでも駅前にコンビニとドラッグストアがあるのは、よく見かけるところです。どれだけ出店の余地が残され、より便利さを提供できることになるのでしょうか。<br /><br />　第２の課題は、販売員の問題です。これまでコンビニは、アルバイト要因などで運営してきました。ところが、ドラッグストアは登録販売者がいなければなりません。その上、ある薬については、登録販売者の説明が必要とされる場合があります。アルバイトをすぐに登録販売者にすることは不可能です。また、コンビニは、２４時間を最大に、長時間営業が売り物です。この営業時間帯常に登録販売者を置いておかなければならないのです。マツキヨが登録販売者を送るようですが、当然、登録販売者は正社員ということになるでしょう。この人件費は余ほど上手く吸収しなければ大きな重荷になってくると思われます。<br /><br />　第３の課題は、扱い商品の問題です。惣菜を中心に直ぐ食べなければならない商品を扱うコンビニと何時お客が買いに来るか分らない薬を中心に扱うドラッグストアでは、商品の回転率が違います。２つの業態を組み合わせるということは、回転率が変わるということになります。１＋１＝２ではないし、２で割って平均値を求めれば良いと言う物でもありません。つまり、まったく新しい業態として考えなければならないわけです。アメリカでは、以前スーパーとドラッグストアを組み合わせた業態が生まれたことがあります。また、それぞれの業態で薬を扱うことはあります。しかし、ドラッグストアとコンビニが組み合わさったものは、聞いたことがありません。どんな業態が生まれるのか、いずれにしても時間は掛かりそうです。<br /><br />　第４の課題は、物流問題です。前述のように、扱い商品の回転率が異なりますので物流の頻度も変えなければなりません。コンビニは、セブン-イレブンに見るように商品補充のために、１日３便という多頻度配送をしています。ドラッグストアは、週に２、３回になります。これをそのまま単純に組み合せたのでは、効率は低下してしまいます。コンビニに合わせて配送することになるのでしょうが、これも時間が掛かりそうです。<br /><br />　第５の課題は、品揃え問題です。現在のコンビニとドラッグストアでは、雑貨などにダブル商品が少なくありません。これを一元化しなければ、組むメリットも少なくなります。また、薬関係の雑貨もありますし、これをどう整理するのかは、これまで付き合ってきた問屋や関連業者も含めて大変難しい問題です。品揃えでポイントになるのは、既存の業態との差別化であり、業態のポジショニング（位置づけ）です。既存業態とどう違うのか、お客に必要性を認めてもらって買い分けてもらえるか、ということです。“便利性”だけで売れる薬が一体どれだけあるでしょうか。一見便利になるように思われますが、ハードルはそんなに簡単ではないようです。<br /> ]]>
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<dc:subject>流通</dc:subject>
<dc:date>2009-08-26T19:12:52+09:00</dc:date>
<dc:creator>内呂民世</dc:creator>
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<title>コストコ新三郷店は大盛況</title>
<description> 　　コストコ新三郷店に行ってきました。７月７日にオープンしていたので、もっと早く行きたかったのですが、オープン日は大変な混雑で２時間も待たされた人がいたと聞いて、躊躇していたのです。店に着いたのは、月曜日の朝、オープン時間１０時を１０分ほど回ったところでしたが、すでにかなりのお客がいました。幕張店の場合は、コストコを知っている人が遠くから来店していた感じでしたが、三郷店では、コストコに接するのが初
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-18.fc2.com/o/f/f/officeu/Image281.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-18.fc2.com/o/f/f/officeu/Image281.jpg" alt="コストコ新三郷店ファサード" border="0" width="368" height="276" /></a><br />　<br />　コストコ新三郷店に行ってきました。７月７日にオープンしていたので、もっと早く行きたかったのですが、オープン日は大変な混雑で２時間も待たされた人がいたと聞いて、躊躇していたのです。店に着いたのは、月曜日の朝、オープン時間１０時を１０分ほど回ったところでしたが、すでにかなりのお客がいました。幕張店の場合は、コストコを知っている人が遠くから来店していた感じでしたが、三郷店では、コストコに接するのが初めてという人が多かったような気がします。それだけ商圏人口が多いのでしょう。会員登録のカウンターには長い列ができ、新会員もかなり獲得したようです。ちなみにオープン前の会員募集キャンペーンですでに５万人を超えていたということです。コストコもいよいよ大衆化してきたということでしょうか。<br /><br />　コストコ新三郷店は、ワンフロア（１層建て）で作られています。幕張店では、１階が食料品関係、２階が雑貨・衣類等という２層でしたが、新三郷ではすべての商品がワンフロアで展開されています。ワンフロアのメリットとしては、お客側には１階、２階を行き来せずに済みますし、買い忘れなどがあったときでも、売場に戻るのも容易です。また、お店側にとっては、お客の状況が把握しやすいですし、オペレーション（運営作業）も楽になります。お互いにとってメリットがあるのですが、もともとアメリカでは、このスタイルが基本です。ただし、２層の幕張店などを使い慣れていると、フロア毎に扱い商品が明確になっているので、売場が判りやすい、ということがありました。新三郷でも慣れてくれば問題ないのかもしれませんが、今のところ売場が判りにくい事は否めません。<br /><br />　入口と出口が別々というワンウエイコントロール（一方通行導線）になっているのは、他の店と同様ですが、幕張のように入口は２階で、出口は１階というのとは違って、隣り合わせの入口と出口が狭く感じられます。さらに、出口の側に入会のカウンターがあって、申込者が並ぶと一層混雑しているようになります。その上、コストコ独特の買った商品のチェックを出口でしています。あまりにも出口側に機能が偏った構造になっているように思われます。まだ、オープンしてから１月と経っていないので、半年後、１年後にどうなっているか、注目したいところです。<br /><br />　売場は、店舗の両側にラックを置いて、真ん中は低い棚と平台で商品を陳列しています。入口向かって左側のラックが家電、バッグ、洗剤、紙製品などの雑貨、右側のラック、つまり入口奥が食品で、食品の前に薬局の売場、メガネ売場があります。そして真ん中に衣料、文具、季節商品、特売商品などが並べられています。店舗の最奥の壁面沿いが精肉、鮮魚などバックルーム越しの冷蔵平ケースになります。野菜は、幕張では、冷蔵多段ケースを使って一部の野菜・果物を陳列していましたが、特別に冷蔵室を設けている点が大きな違いです。部屋を作ってしまったのです。売場の配置は、大まかにはそうなりますが、まだまだ判りにくい商品も少なくありません。蚊取り線香などは、薬局サイドではなく、左側奥のラックに置かれていました。<br /><br />　<a href="http://blog-imgs-18.fc2.com/o/f/f/officeu/Image287.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-18.fc2.com/o/f/f/officeu/Image287.jpg" alt="コストコのフードコート" border="0" width="368" height="276" /></a><br /><br />　品揃えは、コストコの本来のコンセプトに戻ったように思われます。コストコのコンセプトの基本は、品目数を極端に絞って、まとめ売りをするというものです。幕張では、行く度に品目数は増え、単品売りが多くなっているように感じました。これでは、売上げは大きくなっても利益は出ないのでは、と心配でしたが新三郷では、選択肢を増やさず、まとめ売りを前面に出していました。今後どうなるか分りませんが、隣接してイケアやららぽーと等があるというショッピング環境が、影響しているのではないかと思います。幕張ではコストコは他の店舗と完全に分離しています。もともとアメリカでは、コストコのようなMWＣ（メンバーシップ・ホールセール・クラブ）という業態類型は、成熟した環境の中で生まれてきました。従って、コンセプトを明確にしなければならなかったし、明確であることが、利益を上げるポイントでもあったのです。日本のマーケット・消費者の特徴とコンセプト（ビジネス・モデル）の接点をどう作っていくのか、これからが見ものと言えるでしょう。<br /> ]]>
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<dc:date>2009-07-29T23:43:57+09:00</dc:date>
<dc:creator>内呂民世</dc:creator>
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